始めたその日に一曲マスター!!アルトサックス独習ガイド
2019-03-03 皆さんコンニチハ!!名古屋栄店管楽器担当のミスミでございます。
店頭で楽器やマウスピースを販売していると、「何かオススメの教則本はありませんか?」なんてお問い合わせをよく頂きます。みなさんやっぱり上達したい強い気持ちがあって自宅や個人練習で使える教本をお探しなんだろうと思います。
ロングトーンやスケール練習は大事だよね、やっぱり基礎がしっかりしてないとうんたらかんたら・・・なんて建前は置いといて、オレはロングトーンやスケール練習をやるためにサックスを始めたんじゃない!!!曲が吹きたいだけなんだ!! と、先生の前では本音を声高に言えないサックスビギナーの本音に迫った教則本をお勧めしたいと思います。
アルソ出版【始めたその日に一曲マスター!!アルトサックス独習ガイド】
一般的なサックスの教則本では、最初にサックスの取り扱い方やお手入れの仕方、楽譜の読み方や「ちょうちょ」「メリーさんのひつじ」なんかが掲載され、スケール練習やロングトーンが長々と掲載されております。順を追って練習していけば上達すること間違いなしですが。。。まぁ、本音を言ってしまえば「飽きてしまう」んですよね(汗
やっぱり楽しく曲を吹きたいんですよ(笑
こちらの教則本は、堅苦しい基礎練習ではなくサックスを吹く楽しさを知ってもらいたいというコンセプトで書かれており、サックスを始めて手に取った方でもその日に一曲吹けるようになるはずです。
なんとこちらの教本、音楽未経験者の方にはなじみのない楽譜(五線紙)の下に・・・ドレミがふってあります。ワタシも中学生の頃は楽譜が読めず、パート譜の音符すべてにドレミを書いていました(汗。なんて親切な譜面でしょうか・・・
それだけじゃありません、そのドレミの下に、さらに運指図まで記載されているんです。。。恐ろしい!中学生の頃そんなこと譜面に書いていたら怒られること間違いなしだったでしょう!!まさに禁忌を打ち破った、掟破りとも言える一冊ではないでしょうか!!(褒めています)
収録曲は、初級編、中級編、上級編に分かれ、まずはオーラ・リー、アメージンググレース、朧月夜といったメロディをしっかりと歌い上げられる曲から始まり、ルパン三世のテーマや情熱大陸といった上級曲に移行します。
もちろん楽譜を目で追って指使いを覚えるのも大事ですが、伊勢賢治氏の模範演奏をしっかり聴いてカラオケでも同じように吹けるようにする、「耳の練習」も管楽器には重要な上達ポイントですね。
これからサックスを始めたい、もしくは始めたけど練習する時間が限られている、楽しく練習したい。といった方はぜひお読みください。