イシバシ楽器心斎橋店 アコフロア木下です・ω・
今回はお待ちかね、新品J-45 Standard弾き比べしてみました!!
ようやく入荷するようになったものの、まだまだ数は少ない人気機種 J-45
当店も先月一気に入荷ありましたが、止まることない人気でついに残り3本になりました。
試奏動画はこちら→ ■Youtube https://youtu.be/5ld1azoi6ks
アコギの王道J-45 幅広くあらゆるプレイヤーの方に愛され続けているロングセラーモデル。
唯一無二の骨太サウンド。独特のあのクセのある音と雰囲気。
このクセこそがいいんです。ガッと掻き鳴らすとそれは気持ちが良いもので.
ついつい無我夢中でジャカジャカ弾いてしまいます。クセが強くても実は万能型な所も◎
私も、荒々しくも気持ちよく歌にノッてくれるGibsonの音色に魅了された者の1人です。
ところで肝心の、よくお問い合わせも頂く、
Gibsonって個体差凄いんでしょ?
アタリ・ハズレある?そこんとこどうなの問題。
結論:昔に比べると少なくなったものの、多少の個体差はやっぱりあります。
個体それぞれに個性があり、これは低音が良く出る。これは抜けが良く伸びが良い。
これは中音域の食いつきがしっかりあるな。等 出音に若干の違いがあります。
もちろん個体のコンディションによっても音色は変わってきます。
今回弾き比べした3本に関しても、
1本目は、非常にバランスの良い響きで、全体にまとまりがあります。フィンガースタイルの相性も◎
2本目は、中音域の粘りが強く、それぞれの音の厚みがしっかりとあります。指で弾いた時にマホの温かみを感じられる個体です。
3本目は、ガツンと響くドンシャリ感。コードをかき鳴らしたくなるパワフルさがあります。
あとはルックス面。TOPのサンバーストのかかり具合。指板の色味。杢目が大きく挙げられます。
これだけでも顔つきが違ってきます。
そもそもアタリ、ハズレの概念とは何なのでしょうか。
確かに単純に鳴らないやつは鳴らない。鳴るやつは鳴ると言えばそれまでですが、、、
実際自分が好きな音、ルックスであればいいのではないでしょうか。
色んな意見があるとは思いますが、個体差の一言で済ましてしまうのは何とも勿体ないような気がします。
じゃあ結局何をどう選んだら良いねん!
とりあえず店頭で一度弾き比べしてみて下さい。これに尽きます。
今回のようにそれぞれ個性があり、実際弾いてみると面白いほど個々で印象が違います。
ピントとくるものに出会うのは難しいかもしれません。
ですが、「これがいい!この音が好きだ!」と引き込まれる個体は絶対にあります。
是非お時間があれば楽器店で試奏されることを私はおすすめします♪
自分好みのものを探すのも楽器を手にする楽しみの一つではないでしょうか。
是非ご自身のお好みの個体を探して見て下さい。
(23/11/26追記) 国内ディーラートップクラスの石橋楽器全店のJ-45が集まる!各店のスタッフ選定品をご紹介するコンテンツが公開されました。当店のおすすめございますので是非ご覧ください!