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  1. CUBASE 7 見てきました! vol.2
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CUBASE最新バージョン“7”、発売まであと8日!
先日、発売前の最新バージョンをヤマハさんで見てきました。今回はレポート第二弾です。

コードトラック▼新機能 コードトラック

プロジェクトメニューからオーディオやMIDIトラックと同じ感覚で“コードトラック”を追加。任意の場所をクリックすると“×”表示の空のブロックができ、ここをダブルクリックすると“コードエディター”が立ち上がります。 ルート、コードの種類、オンコードをクリックして入力したり、MIDI鍵盤から入力し、鍵盤表示で構成音の確認もできます。もちろんVSTインストゥルメントで鳴らすこともでき、ピアノのボイシングをギターのボイシングに変更することも可能。 この新機能“コードトラック”、他の機能とも連携しすごい力を発揮するし、アイデア次第で様々な広がりと深さがあります。

・楽曲制作のガイドにする

「コードをメモるだけ?」と思われるかもしれませんが、曲を作る初期段階で楽曲全体の構成、展開を把握できるのは便利。それをDAW上で行いながら、アイデアを練っていく。コードトラックで鳴らす音は最終的なミックスには使わないことも多いでしょうけど、「後になってバンド用にコード譜が必要」なんて時にも活用できます。

・MIDIデータ化できる

コードトラック上には“エディットできるMIDIデータ”はありません。コードブロックをMIDIトラックにドラッグすることでMIDIデータ化することが出来ます。ギターのボイシングにしておけば、その状態でMIDIデータになりますし、コードトラック全体を一気にMIDIトラック化する機能もあります。MIDIデータにしてしまえば、細かくエディットしていけます。

▼新機能 コードアシスタント機能 (CUBASE 7のみ)

コード進行をどうアレンジするか?迷ったときにはこの新機能。「2つのコードの間にどんなコードを入れることができるか」前後のコードから判断して「こんなコードがありますよ」というアイデアをCUBASE 7が提案してくれます。“モード”や“タイプ”を変更することで提案されるコードが変わります。

コードアシスタント コードアシスタント コードアシスタント

画像の例では、「4小節目の“Dm”から6小節目の“G”に行くまでの間に2つのコードを入れる場合、8つのアイデアがある」ということを示しています。前後のコードの間には最大4つまでのコードを入れることが可能。 これで音楽理論書を紐解いたり他の曲からアイデアを探す、なんて手間が大幅に省けます。どう使うかはCUBASE 7を使う“プロデューサー”の判断です。

ここで重要なのは、、、

 「コードトラックやコードアシスタントは“オートアレンジャーソフト”ではない」

ということです。

CUBASE 7は、コードと音楽ジャンルを指定してプリセットのバッキングパターンを演奏したり、メロディーから自動でコード進行を作るものではありません。自動伴奏でも自動作曲でもない、あくまでもクリエイターが作曲者自身であり、その支援をしてくれるのが CUBASE 7 です。

、、、そして、MIDIトラックにもコード関連の新機能有り!これはまた次回ご案内します。

前回、「CUBASE7、今までとココが違う」ということで、新機能以外に

  • インストーラがダウンロード方式に変更
  • 世界同時発売

を挙げましたが、もう一つ、大事なことがありました。

トップグレードのCUBASEが安くなった!

ということです。これは嬉しい!

既に CUBASE 6 は CUBASE 7 と同じ販売価格にしてますので、先に“6”を購入し“7”で付属しなくなってしまうVST2.0プラグインを手に入れておいても全く損はありません。

CUBASE6は残りわずかになってきています。お見逃しなく!

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